2004年12月17日(金) 05時45分
「振り込め」で詐欺激増 略取誘拐も増(共同通信)
今年1—11月に全国の警察が認知した詐欺の件数が7万5427件と、前年同期と比べ41・9%増加したことが、警察庁が16日まとめた犯罪情勢で分かった。おれおれ詐欺など高額の現金を口座に振り込ませる振り込め詐欺の激増が要因。振り込め詐欺の検挙率は5・0%にとどまった。
略取・誘拐も18・1%上昇し287件と急増。そのうち13歳未満の子供が被害となる事件が43・2%を占め、治安情勢が依然として厳しい実態が明らかとなった。
刑法犯全体の認知件数は236万5206件。8年ぶりに減少した昨年同期よりさらに7・2%減少し、増加に一定の歯止めがかかった。摘発件数は4・6%増の62万4739件、検挙率は3・0ポイント上昇し26・4%だった。
(共同通信) - 12月17日5時45分更新
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