2004年12月16日(木) 12時27分
<千葉女性殺害>戸籍上の夫に無期求刑(毎日新聞)
昨年10月、千葉市若葉区内の墓地駐車場で、同区に住む飲食店アルバイト、石橋裕子さん(当時16歳)が殺害された事件などで、殺人などの罪に問われた、裕子さんの戸籍上の夫だった鈴木広宣被告(23)に対する論告求刑公判が16日、千葉地裁(加登屋健治裁判長)であった。検察側は「計画は残虐。再犯の可能性は高い」として、無期懲役を求刑した。
起訴状によると、鈴木被告は17〜19歳の少年4人=いずれも有罪判決が確定=と共謀。昨年10月1日未明、墓地駐車場で裕子さんの頭に石材を投げつけるなどして殺害。少年3人と共に遺体にライター用オイルをかけて焼いた。
検察側によると、鈴木被告は借金をするため姓を変えることを目的に、昨年7月に裕子さんと偽装結婚して石橋姓になった。その後、裕子さんに「籍を抜いて」と言われるようになったことから殺害を決意し、少年らを誘って事件を起こしたとしている。【曽田拓】
(毎日新聞) - 12月16日12時27分更新
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