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2004年12月15日(水) 00時00分

フィブリノゲン、相談件数3400件超に 検査費用負担への苦情も 東京新聞

 C型肝炎ウイルスに汚染された可能性のある血液製剤「フィブリノゲン製剤」納入先の医療機関名が公表されたのを受け、県などの相談窓口に問い合わせが殺到している。保健所を独自に持つ千葉市、船橋市への相談を合計すると、窓口を開設した十日から十四日までに三千四百十三件に上った。県庁薬務、健康増進両課と出先機関の各地域保健センターなどで受け付けた相談や問い合わせは、この期間に二千七百三十四件。千葉市は三百七十六件、船橋市は三百三件だった。

 県薬務課によると「出産時などの手術で輸血を受けたが、カルテがなく投与の有無が分からない」と、検査を受ける場所を相談してくるケースが多い。千五百円程度とされる検査費用は自己負担のため、「どうして患者から費用を取るんだ」という苦情もあるという。

 厚生労働省が公表した県内の納入先の医療機関は二百三十六施設で、このうち投与記録が残っているのは、わずか十九施設。四十七施設は廃止などで追跡調査ができないという。問い合わせは県薬務課=電043(223)2614=へ。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/cba/20041215/lcl_____cba_____001.shtml