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県薬務課によると「出産時などの手術で輸血を受けたが、カルテがなく投与の有無が分からない」と、検査を受ける場所を相談してくるケースが多い。千五百円程度とされる検査費用は自己負担のため、「どうして患者から費用を取るんだ」という苦情もあるという。
厚生労働省が公表した県内の納入先の医療機関は二百三十六施設で、このうち投与記録が残っているのは、わずか十九施設。四十七施設は廃止などで追跡調査ができないという。問い合わせは県薬務課=電043(223)2614=へ。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/cba/20041215/lcl_____cba_____001.shtml