2004年12月15日(水) 17時40分
住基カード詐欺 被告、起訴事実認める−−地裁初公判 /佐賀(毎日新聞)
偽造された住民基本台帳カード(住基カード)を使い携帯電話を購入したとして、詐欺罪などに問われた伊万里市立花町、無職、磯村誠被告(24)の初公判が14日、佐賀地裁(坂主勉裁判長)であった。磯村被告は起訴事実について「間違いありません」と認めた。
起訴状などによると、磯村被告は今年3月、市役所から本人名義の住基カードを交付された。その後、何らかの方法で偽造されたカードを使い、5月に長崎県佐世保市内の携帯電話取扱店で携帯電話1台を購入。偽造されたカードは姓の「磯村」が「里村」になっており、住所の一部と生年月日も変わっていた。
総務省によると、磯村被告は03年8月の住基カード本格稼働以降、カード偽造による全国初の逮捕者。
12月15日朝刊
(毎日新聞) - 12月15日17時40分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041215-00000164-mailo-l41