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１４日午後６時ごろ、横浜市栄区の会社員の男性（６０）から「振り込め詐欺の被害にあった」と栄署に届け出があった。被害額は４７００万円に上るという。警察庁によると、振り込め詐欺の中で過去最高額という。
調べでは、１３日午後６時４０分ごろ、男性宅に息子を名乗る男から電話があり「事故を起こした」と泣き声で話した。すぐに警察官や弁護士を装う男が代わり、「示談金のため２００万円が必要」と要求。男性はすぐに銀行から現金２００万円を振り込んだ。その後も１４日午後２時半ごろまでに計１０回、弁護士役の男が示談金や仮釈放金名目で２００万〜５００万円を要求。男性はその都度応じ、計４７００万円を振り込んだ。「息子と信じ、動転してしまった」と話しているという。(12/14 23:28)