デザインより成分化粧品も健康志向ライスパワーエキス配合で人気の化粧品＝東京都足立区のイトーヨーカドー綾瀬店で（東京新聞）

2004年12月14日(火) 00時00分

　「ライスパワーエキス」「ヒアルロン酸」といった配合成分を強くアピールした化粧品の売れ行きが好調だ。

　化粧品はブランドイメージを大切にするため、成分よりもデザインを重視しがちだが「消費者の健康志向が高まるにつれ、成分への関心が高まっている」（コーセー）という。

　肌の乾燥する冬は、保湿系の化粧品が売れ筋となる。今冬は、コメから抽出した「ライスパワーエキス」を配合したコーセー「モイスチュア　スキンリペア」が好評だ。美容液は「年間百万個を突破する勢いで売れている」（同）という。

　また、保水性の高い「ヒアルロン酸」を入れた化粧品も目立っている。カネボウ化粧品の「リフトゥール」は今秋のリニューアルに伴い、ヒアルロン酸を配合、売り上げを約１５％伸ばしている。

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