2004年12月13日(月) 00時00分

宿泊拒否のあのホテル、元従業員が解雇“拒否”（ZAKZAK）

　ハンセン病元患者の宿泊拒否問題で廃業した熊本県南小国町の「アイレディース宮殿黒川温泉ホテル」の元従業員８人が１３日、ホテルを経営していたアイスター（東京）に解雇無効と、解雇日から判決までの間の賃金支払いを求める仮処分を熊本地裁に申し立てた。

　申立書によると、ホテル廃業はハンセン病元患者の宿泊拒否に対する「最大の謝罪」で、経営状態の悪化のためではない。一方的な通告で、雇用継続のための措置もなく、解雇権の乱用だなどとしている。

　アイスターは「申立書を見ていませんのでコメントできません」としている。

ZAKZAK 2004/12/13

http://www.zakzak.co.jp/top/2004_12/t2004121327.html