2004年12月13日(月) 19時33分
インサイダー取引で起訴 社長ら再生申請前に株売却(共同通信)
自分が社長を務めていた会社が民事再生法適用を申請する直前、その株を売り抜け損失を回避したとして、東京地検特捜部は13日、証券取引法違反(インサイダー取引)の罪で、土木建設機械製造販売会社「イセキ開発工機」(東京)の松崎彰義元社長(52)=東京都江東区=ら3人を在宅で起訴した。
ほかに起訴されたのは、無職江沢一彦(58)=同多摩市、同長谷川清(47)=横浜市青葉区=の両被告。
起訴状などによると、松崎被告らは2002年1月、ジャスダック市場に上場していた同社が民事再生手続き開始の申請準備をすると役員会で決めたことから、株の売り抜けを計画。3月、申請前に松崎被告の親族が所有する155万8000株を2750万4000円で売却した。
(共同通信) - 12月13日19時33分更新
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