悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
東京都世田谷区の都立駒沢オリンピック公園で11月に起きた無職男性(20)の暴行死事件で、逮捕された4人の関係先などから、振り込め詐欺の一種である「架空請求詐欺」に使ったとみられる応対マニュアルや名簿類が見つかっていたことが警視庁玉川署の調べでわかった。4人が「男性と、詐取した金の分配方法でもめていた」と供述していたことも判明した。
調べでは、大学生徳永絢一被告(20)ら4人は11月3日未明、同公園に知人の宮下雅人さんを呼び出し、頭を殴るなどして死亡させたとされる。徳永被告ら2人が傷害致死罪で起訴、少年2人が傷害致死の非行事実で家裁送致された。
同署が徳永被告ら5人の自宅などを捜索したところ、「当方は代行回収業者で、次の口座に振り込んでください」「支払いが滞っています」など、架空請求詐欺の応対の手口を書き込んだノートが見つかった。数百人分の名前や住所、電話番号などが書かれた複数の名簿や、プリペイド式携帯電話もあったことなどから、同署は暴行死との関連についても調べている。
(12/13 12:05)