2004年12月11日(土) 17時00分
交通違反もみ消し話で詐欺=裁判所で罰金詐取も−54歳の男逮捕・茨城県警(時事通信)
交通違反(酒気帯び)で検挙された女性に違反もみ消しを持ち掛け、現金をだまし取ったとして水戸署は11日までに、仙台市若林区畳屋丁、無職林秀容疑者(54)を詐欺の疑いで逮捕した。同容疑者は容疑を認めている。
調べによると、林容疑者は今年9月、茨城県ひたちなか市の飲食店経営の女性(42)に対し、「水戸署にいる同級生の課長ら3人に謝礼金を払えば交通違反をもみ消せる」と持ち掛け、現金15万円をだまし取った疑い。同容疑者は被害女性の店の常連客だったという。
水戸市の水戸地裁庁舎内で9月28日、交通違反の罰金納付に訪れた男女5人が、職員を装った男に計125万円をだまし取られた事件についても、林容疑者は関与を認めた。同署は裁判所事件についても余罪とみて、裏付け捜査を進める。
(時事通信) - 12月11日17時0分更新
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