2004年12月11日(土) 02時51分
「フィブリノゲン」電話殺到 厚労省に1000件超(産経新聞)
C型肝炎ウイルスを拡大したとされる血液製剤フィブリノゲンの納入先医療機関名が公表されたことを受け、不安を感じる人たちからの問い合わせが厚生労働省に殺到し、十日夕方までに一千件を超えた。
厚労省血液対策課によると、相談用の二十本の専用回線は鳴りっぱなしで十日午前八時半から午後五時までに八百七件寄せられた。リスト公表後の九日午後二時から十日午前零時までの百九十八件と合わせ、一千五件に上った。リストに掲載された施設での受診経験者の不安や検査など対処方法への問い合わせが多く、医療機関からの問い合わせも目立った。自治体などにも問い合わせが相次いでいるが、医療機関にカルテが残っておらず使用の有無が分からないケースもあり、遅すぎる国の対応に怒りの声も寄せられた。
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問い合わせは28日まで専用電話で、時間は午前8時30分から午後8時まで。TEL03・3595・2297まで。相談電話がある都道府県や医療機関の番号は厚労省のホームページに掲載している。(2面に「主張」)
(産経新聞) - 12月11日2時51分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041211-00000021-san-soci