2004年12月10日(金) 00時00分
フィブリノゲン 県内264機関納入(朝日新聞・)
C型肝炎ウイルスに感染する可能性がある血液製剤「フィブリノゲン」が納入された医療機関が県内に264あったことが9日わかった。厚労省が納入先の医療機関名を公表した。県は同日、相談窓口を設置した。
フィブリノゲン製剤を納入した県内の医療機関の数は福岡市が68、北九州市が60、大牟田市が11などだった。これらのうち194機関は現在も存続しているが、70機関は既に廃院などで無くなっている。カルテが残っておらず、使用実態が確認できないケースもあるという。県は過去に大きな手術や輸血を受けた人に肝炎ウイルス検査を受けるよう呼びかけている。
相談窓口は30カ所で、医療機関のリストが閲覧できる。県は健康対策課と薬務課、各保健福祉環境事務所が対応する。また福岡市は7カ所の保健所、北九州市は7カ所の区役所、大牟田市は同市保健予防課が対応する。
(12/10)
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news02.asp?kiji=7440
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