2004年12月10日(金) 00時00分
フィブリノゲン納入、県内で42医療機関(朝日新聞・)
C型肝炎の感染の恐れがあるフィブリノゲン製剤が納入された可能性のある医療機関を、厚生労働省が9日に発表し、県内では42医療機関が該当することが分かった。県では「公表された医療機関で治療を受けて、大量出血を伴う手術など投与された可能性がある場合にはその医療機関に相談してほしい」と呼びかけている。
42医療機関のうち、すでに7機関は廃院か休院となっており、これらの機関で治療を受けた人の場合は、各保健所が相談に応じる。
甲府市の県立中央病院は86年4月から88年6月まで、製剤を購入していた。92年までに約400本の製剤を投与したという。同病院では患者のカルテを保存しているが量が多いため、そこから投与された患者を見つけることは難しい。患者からの問い合わせには、カルテを調べて対応するという。
玉穂町の山梨大医学部付属病院は、85〜88年に製剤を購入。カルテはすべては残っていない。今回の同省の調査を受けて調べたところ、投与した患者1人を特定した。11月に患者に知らせ、C型肝炎の検査をしたところ、陰性だったという。
(12/10)
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news02.asp?kiji=8161
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