2004年12月10日(金) 21時27分
「損害賠償を提訴」と偽の訴状届く、振り込め詐欺か(読売新聞)
損害賠償を求める訴訟を起こしたという偽の訴状が、東京都や福岡県、奈良県など1都14県の住民に郵送されていることが分かった。東京地裁が10日、公表したもので、「裁判所や警察に相談してほしい」と注意を呼びかけている。
偽の訴状は今月8日から届き始め、10日までに80件の問い合わせが同地裁に寄せられた。
いずれも「番組の料金などとして31万6000円を支払うように求める訴訟を東京簡裁に起こした」という内容だが、原告、被告名が載っていない。実在しない弁護士の名前と神戸市内の住所、電話番号が記され、受け取ってから2日以内に電話するように書かれていた。受け取った人が電話すると「法律事務所です」と応答があったといい、同地裁では「振り込め詐欺(おれおれ詐欺)の可能性がある」としている。
(読売新聞) - 12月10日21時27分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041210-00000312-yom-soci