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2004年12月10日(金) 00時00分

県と岐阜市、相談窓口を開設 フィブリノゲン製剤問題 東京新聞

 厚生労働省のフィブリノゲン製剤納入先医療機関名の公表を受け、県と岐阜市ではウイルス肝炎の相談、検査窓口などを設けた。

 フィブリノゲン製剤は、主に産婦人科や外科などの手術で止血のために使われていた。一九九四年以前に大きな手術を受けたり、出産時に多量の出血があったりした際に使われた恐れがあり、県と岐阜市は、該当の人に肝炎検査を受けるよう呼び掛けている。

 県の保健所・センター(岐阜地域保健所本巣・山県センターを除く)では、月一−二回検査を実施する。事前予約が必要。検査料は、C型肝炎検査のみ二千五百二十円、B型肝炎検査のみ千五百円、B型、C型肝炎同時検査二千八百四十円。

 岐阜市では、同市に住民票がある人を対象に、肝炎検査を九百円で実施する。七十歳以上、市民税非課税世帯、生活保護世帯の人は無料。岐阜市保健所、市内三カ所の市民健康センターで受診票を受け取り、国公立を除く岐阜市内の医療機関で検査できる。 (伊藤 章子)


http://www.tokyo-np.co.jp/00/gif/20041210/lcl_____gif_____005.shtml