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太平洋戦争開戦の日の8日、野中広務・元自民党幹事長が東京都内で開かれた護憲・反戦集会に出席、土井たか子・前社民党党首と対話した。自衛隊のイラク派遣問題を例に、「いま戦前と似ているのが情報統制。これが一番怖い」と訴えた。
作家の落合恵子さんらが呼びかけて結成された「憲法行脚の会」主催。
野中氏は、サマワに日本の記者が1人もおらず、自衛隊発表の情報でニュースが作られている▽テレビなどで政府に厳しい意見を言う評論家がいつの間にか降ろされている——などと指摘。「そこのけそこのけ、早うやれという新聞まで出てきた」と懸念を表明した。
土井さんが戦前の大本営発表の恐ろしさを指摘すると、野中氏は「新聞とラジオだけという時代でも私のような模範的な軍国青年が生まれた。今はテレビも週刊誌もある。今の流れがどんなに危険か」と強調した。
(12/09 03:11)