2004年12月09日(木) 14時14分
フィブリノゲン納入先公表 6611医療機関、実名で(共同通信)
薬害肝炎問題に絡み、C型肝炎ウイルスの感染を広めたとされる血液製剤フィブリノゲンについて、厚生労働省は9日、販売元の三菱ウェルファーマ(旧ミドリ十字)の提出資料を基に、1980年以降に納入されたとみられる全国の医療機関のリストを公表した。名称や所在地が確定できたのは6611施設。
同社は、これらの施設で28万人余が投与され約1万人が肝炎を発症したと推計している。自覚症状が乏しく感染に気付かない人も多いとみられ、厚労省はリストをホームページに掲載し「94年以前にこれらの施設に受診し、出産や手術で大出血した人などは肝炎検査を受けてほしい」と呼び掛けている。
(共同通信) - 12月9日14時14分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041209-00000111-kyodo-soci