2004年12月08日(水) 00時00分

芦原温泉に「適正」マーク登場カウンターの前に掲示された温泉表示マーク＝セントピアあわらで（朝日新聞・）

　温泉の不当表示問題ので揺れたあわら市の芦原温泉で、適正に温泉を使っている施設に市が交付する温泉マークの掲示が始まった。認定第１号は市出資の財団法人が運営する温泉施設「セントピアあわら」で、額入りの認定証（Ｂ４判）はフロント前に掲示された。

　マークは品質の「品」をイメージした三つの輪から湯煙が上がっている様子を表現している。下欄には加温、加水、循環濾過（ろか）の有無を示す欄があり、「セントピアあわら」はすべて「有」と記されている。

　このほか、２１軒の旅館から認定証の交付申請が出ており、市観光協会や芦原温泉旅館協同組合の代表者や学識経験者ら５人でつくる「芦原温泉表示マーク認定委員会」（委員長、小林幸夫・市経済産業部長）が現地調査のうえ審査し、基準を満たしている施設に対して今月中旬に一斉に交付することにしている。

（12/8）

http://mytown.asahi.com/fukui/news01.asp?kiji=4387