2004年12月08日(水) 16時50分
弁護士名乗り現金だまし取る−−県西部で続発 ／静岡（毎日新聞）
１１月末ごろから実在しない弁護士名を名乗る男たちが県西部の民家を訪れ「この工事はおかしい」などと言って提訴を勧め、弁護士費用の名目で多額の現金をだまし取る事件が相次いでいることが分かった。男たちは「小山健治」という実在しない弁護士の名刺を手渡しており、静岡県弁護士会浜松支部は注意を呼びかけている。
同支部などによると、１１月２４日に８９万円をだまし取られた引佐町内の７０代の男性は現金を渡した２日後に支部に確認し、だまされたと気づいた。浜北市内の６０代の男性は１０年前の床下工事に不満があり、提訴を勧められて５０万円を詐取された。名刺の住所は、弁護士事務所が集中する「浜松市鴨江」となっており、つい信用してしまった被害者もいたという。【稲生陽】
１２月８日朝刊
（毎日新聞） - 12月8日16時50分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041208-00000025-mailo-l22