2004年12月07日(火) 21時58分
RVRなど6万台リコール 三菱自(共同通信)
三菱自動車は7日、乗用車のブレーキ不具合について過去にリコールしなかったのは不適切だったとして「RVR」など3車種、計約6万台(1991年1月—92年11月生産)のリコールを国土交通省に届けた。
三菱自は92年12月に問題個所の設計を変更しながら既に製造した車の欠陥を事実上放置していた。不具合が発生したのを受け2001年に開いた対策会議でも「車検時に発見、改善でき、多発性はない」としてリコールを見送っていた。さらに02年7月の対策会議でも見送っていた。
リコール対象は、ほかに「RVRスポーツギア」「シャリオ」。左前輪用ブレーキパイプが、走行中の振動で留め具とこすれて損傷、ブレーキ液が漏れて制動力が低下する恐れがある。
(共同通信) - 12月7日21時58分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041207-00000220-kyodo-soci