2004年12月07日(火) 11時24分
元ラーメン店長に無期懲役 「酌量の余地皆無」(共同通信)
帰宅直後の女性の部屋に押し入り乱暴したとして、強盗強姦(ごうかん)などの罪に問われた東京・池袋の人気ラーメン店「あ・うん」(閉店)の元店長吽野優被告(34)に対し、東京地裁は7日、求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。
判決理由で高麗邦彦裁判長は「欲望や不満のはけ口を無関係の女性に求め、暴力的な手段によって恐怖を与えて服従させ性的、物的満足を得ようとした。情状酌量の余地は皆無だ」と述べた。
判決によると、吽野被告は昨年5月26日夜、東京都板橋区のマンションで、帰宅した女子大生に「金を出せ」と包丁を突きつけて室内に入り、粘着テープで縛って乱暴。このほかにも1999年7月から昨年9月にかけて、都内と名古屋市で7人の女性から現金を盗んだり、乱暴したりした。
(共同通信) - 12月7日11時24分更新
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