2004年12月06日(月) 22時17分
脚本形式のマニュアル押収 医師狙う詐欺グループ摘発(共同通信)
医療ミスの示談金名目で福島県の医師の妻(56)から現金をだまし取ったとして、警視庁は6日までにおれおれ詐欺グループを摘発、医学用語を盛り込んだ脚本形式の詐欺マニュアルを押収した。
妻が受けたグループからとみられる電話には夫役が登場、泣きながら話して妻を信用させた。マニュアルでは夫役について「超落ち込んだ感じで」とト書きで“演技指導”していたという。
警視庁は「東京大」や「浜松医科大」と表題の付いた、14大学分の卒業生名簿とみられるコピー26冊も押収。グループは医師の家族を狙い犯行を繰り返していたとみられ、手口の巧妙化に警戒を強めている。
(共同通信) - 12月6日22時17分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041206-00000194-kyodo-soci