『携帯』の免許申請ソフトバンク、８００メガヘルツ帯（東京新聞）

2004年12月06日(月) 00時00分

　ソフトバンクＢＢは六日、携帯電話事業への参入に向け、周波数八〇〇メガヘルツ（メガは百万）帯の無線局開設を総務省に申請した、と発表した。総務省は複数の通信システムが使用している八〇〇メガヘルツ帯を再編し、既存の携帯二社に再割り当てをする方針で、ソフトバンクＢＢの申請が認められるかは未知数だ。

　申請が認められれば、早くて二〇〇七年中にも携帯電話事業に参入する。また、一・七ギガヘルツ（ギガは十億）帯でも免許申請する方針で、八〇〇メガヘルツ帯と併用するサービスを検討している。

　同社は、総務省が八月に打ち出した八〇〇メガヘルツ帯の再編方針案に反発し、再割り当ての差し止めなどを求めた行政訴訟を起こした。

　同時に求めた仮処分について、同社は取り下げる考え。行政訴訟の本訴については「情勢を見極めてから決める」としている。

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