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カードには氏名や住所、電話番号のほか、過去の納付状況などが記載されていたが、両事務所とも公表せず、未納者本人にも知らせていなかったという。
大阪社会保険事務局によると、今里社会保険事務所(大阪市東成区)で督促業務を担当する非常勤職員が2002年11月、同市生野区内で帰宅途中、151人分のカードを入れたかばんをひったくられた。
また、天満社会保険事務所(同市北区)の臨時職員は03年12月、同市中央区で78人分のカードが入ったかばんをタクシーに置き忘れた。
ひったくられたカードのうち62人分は約1年後、捨てられているのが発見されたが、その他のカードは見つかっていない。2人は厳重注意処分を受けたが、同事務局は「不要な心配を与える」などとして、未納者本人には知らせなかったという。
同事務局は「今年8月からカードの持ち出しを禁止した。今後紛失した場合は公表し、本人にも説明する」としている。(共同)
(12/06 20:24)