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■経産省が対策会議
フィッシング詐欺はカード会社を装ってメールを送り、「セキュリティーを強化する。サービスの中断を避けるため、カード情報を確認したい」などとだまして偽のホームページに誘導し、個人情報を書き込ませる。
いわばネット版「おれおれ詐欺」ともいうべき犯罪で、個人情報は転売され、カード偽造や、ネット上での商取引などに悪用される。国境を越えた組織的な金融犯罪につながる恐れも高い。
対策会議はクレジットカードやオンラインショッピング、情報処理の関係者らをメンバーとし、警察庁とも連携を図る方針だ。
日本では先月、VISAカードをかたった日本語メールが登場。ビザ・インターナショナルによると受信者から問い合わせが約百五十件あり、一人が情報を入力したことを確認した。
米国では昨年、五千七百万人がフィッシングメールを受けて、百七十八万人が情報を詐取されたと推定される。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kei/20041204/mng_____kei_____003.shtml