2004年12月03日(金) 00時00分
死亡の男性患者の遺族、賠償求めて提訴(朝日新聞・)
多摩市の多摩南部地域病院で昨年6月、糖尿病の男性患者(当時77)が死亡したのは、医師のカテーテル挿入ミスのためだとして、渋谷区に住む妻らが同病院を経営する都保健医療公社(新宿区)を相手取り、慰謝料など約3千万円の損害賠償を求める訴訟を地裁八王子支部に起こした。
訴えによると、男性は昨年6月に同病院で、壊疽(えそ)した右ひざから下を切除する手術を受けた後、腎機能が低下して透析が必要になった。医師がカテーテル挿入の際に誤って左肺に刺したため、肺が傷ついて呼吸困難になり、手術から2日後に死亡した。
遺族側は、病院が安全管理を怠った上、呼吸困難になるまでミスに気づかなかったと主張している。
都保健医療公社は「訴状が届いていないのでコメントは控えたい」としている。
(12/3)
http://mytown.asahi.com/tama/news02.asp?kiji=3760
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