2004年12月03日(金) 14時10分
フィッシングメールに注意 経産省が来週対策会議(共同通信)
経済産業省は3日、インターネットを通じてクレジットカード番号などの情報を盗み取る「フィッシングメール」の対策会議を来週早々に開くと発表した。米国では昨年1年間で約12億ドルのフィッシングメール被害が出ている。日本でも先月から被害が明らかになっており注意喚起を促す。
フィッシングメールは、受信者をVISAジャパンなどのカード会社を装った画面に誘導。「セキュリティーを強化します。パスワードを入力していただきます」などとカード番号や有効期限を入力、送信するよう促し、情報を盗み取る。
カード保有者自身が情報を送信するため、個人情報保護法などの法律上の不正にならず取り締まりが難しい。経産省はカード会社や金融機関などと連絡をとりながら、今後の防止策を検討する。
(共同通信) - 12月3日14時10分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041203-00000133-kyodo-bus_all