2004年12月02日(木) 19時58分
拒否、保留11万3000件 不祥事でNHK受信料(共同通信)
NHKの海老沢勝二会長は2日の記者会見で、元職員による制作費着服など一連の不祥事を理由にした受信料の支払い拒否や保留の数が、11月末現在で約11万3000件に上ることを明らかにした。
NHKによると、これまでの拒否、保留数は、不祥事発覚の7月から9月末までが約3万1000件、10月末までが約6万6000件と急増しており、海老沢会長は「深く受け止めなければならない」と述べた。
同局の笠井鉄夫副会長によると、11万3000件は総契約数の約0・3%にあたり、未徴収額は約10億円とみられる。拒否、保留の視聴者の多くは「NHKを信頼していたのに裏切られた」と理由を挙げているという。
(共同通信) - 12月2日19時58分更新
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