2004年12月02日(木) 20時34分
受信料支払い拒否11万件を突破、2か月で3・6倍(読売新聞)
番組制作費着服などのNHKの不祥事を受けた受信料の支払い拒否・保留は、11月末までに11万3000件となり、2か月間で3・6倍にまで膨らんだことが、2日分かった。
海老沢勝二会長が定例記者会見で明らかにした。契約者数全体の0・3%で、未収額は計10億円になるという。
9月に海老沢会長が衆議院総務委員会に参考人招致され、このころから支払い拒否・保留の件数が増加、9月末までに3万1000件を数えた。NHKは10月8日から1か月間、週末に幹部職員2300人が不払い家庭への“おわび行脚”を行い、6700人の視聴者に直接会って支払い再開を要望したが、応じたのはわずか7%にとどまった。
海老沢会長は「10万を超えた重みを深く感じている。批判が終わっていないという数字」と力無く語った。
(読売新聞) - 12月2日20時34分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041202-00000313-yom-soci