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三菱ふそうトラック・バスは1日、観光バスとトラックの後輪に新たな欠陥が見つかったとして、近く計1400台のリコール(無償回収・修理)を国土交通省に届け出ることを明らかにした。ブレーキ関連部品から出火する不具合が昨年8月以降、島根、大阪、埼玉の3府県で計7件起きているが、けが人は出ていないという。自衛隊の輸送トラック約400台にも同じ欠陥の疑いがあり、同社が修理する。
同社によると、後輪のブレーキに関係するゴム部品が老朽化して変形し、ブレーキがかかった状態になって過熱し、出火する恐れがあるという。91〜99年に製造された1800台が対象となる予定で、うち300台が観光バス。
自衛隊のトラックは自衛隊法で安全基準などを定めており、同社はリコールに準じた無償修理を予定している。
昨年8月、12月、今年7月にいずれも埼玉県で、走行中の大型トレーラーの後輪が過熱でパンクするなどの不具合が3件あった。今年7月以降は島根県と大阪府でも、大型観光バスで同様の不具合が相次いだ。(12/01 18:34)