2004年12月01日(水) 11時20分
牛肉の「個体識別番号」、店頭表示が本格スタート(読売新聞)
本格的にスタートした牛肉の個体識別番号表示。携帯電話などで生産地などを確認できる(江東区のイトーヨーカ堂木場店で)
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国内で生産、流通する牛肉の履歴を示す「個体識別番号」の表示が1日、小売店や外食店に義務付けられ、スーパーの店頭などで表示が本格的にスタートした。
消費者は、10ケタの数字からなる識別番号をインターネットで検索すれば、牛肉がいつどこで生産され、どんな流通経路で店に並んだかを把握できる。2003年6月に公布された牛肉トレーサビリティー法に基づく制度だ。
イトーヨーカ堂木場店(東京都江東区)は、牛肉の識別番号を検索するためのパソコンを、施行日に合わせて臨時に設置した。買い物客は「牛が育った県や、店に届くまでの経路が店頭で分かる」などと感心しながら眺めていた。
(読売新聞) - 12月1日11時20分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041201-00000403-yom-bus_all