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ネット喫茶に「キーロガー」と呼ばれるパソコン情報の盗み見ソフトを仕掛けて他人の銀行口座情報を入手し、現金を不正に引き出したとして逮捕・起訴された商社員秋山■■容疑者(43)が、同様に入手した他人のIDを使ってネットオークション詐欺を繰り返していた疑いが強まり、警視庁は30日にも、電子計算機使用詐欺などの疑いで追送検することを決めた。
ハイテク犯罪対策総合センターなどの調べでは、秋山容疑者は6〜9月、キーロガーで入手したIDを使い、ネットオークションにプラズマテレビや司法試験用の教材など架空の出品情報を書き込み、福岡県の男性(68)ら3人から78万円をだまし取った疑いが持たれている。オークションでは、別々のIDで出品者と入札者を演じ、落札価格をつり上げていたという。
秋山容疑者は八十数件の他人のIDを入手。十数人分を詐欺に使い、65件はネット上で売って約160万円を得ていたという。(11/30 06:09)