2004年11月30日(火) 00時18分
オウム・松本被告の弁護団、公判手続き停止など申請(読売新聞)
オウム真理教の麻原彰晃こと松本智津夫被告(49)(1審・死刑、控訴中)の弁護人2人が29日、記者会見し、公判手続きの停止と身体・精神両面の鑑定を先月28日に東京高裁に申請したことを明らかにした。
弁護人は「松本被告には身体的、精神的な疾病の可能性があり、訴訟に必要な意思疎通の能力がない」としている。
弁護人によると、松本被告とは7月30日以降、計36回接見。同被告は車いすに座った状態でほとんど身動きせず、問いかけには無反応で、時々、「う、う」と声を発する程度だった。10月ごろ、接見した精神科医は脳の疾患や詐病の可能性を挙げた上で、「検査が必要」と指摘したという。
(読売新聞) - 11月30日0時18分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041129-00000013-yom-soci