2004年11月30日(火) 00時00分

悪意の利用容認できない…北の著作権センター（ZAKZAK）

　在日本朝鮮人総連合会（朝鮮総連）の機関紙「朝鮮新報」（電子版）は２９日、平壌発として同紙と北朝鮮の「朝鮮出版物輸出入社」が提携し、近く東京に「朝鮮著作権代理販売センター」を設立、北朝鮮の出版物や写真、映像などの海外での使用を管理すると報じた。

　６月に発足した北朝鮮の著作権事務局の担当者は、同紙に対し、海外で使われる北朝鮮の写真、映像が「悪意に利用されることは容認できない」と指摘しており、今後、同センターが報道分野以外での写真、映像の使用に厳格に対応することが予想される。

　北朝鮮は昨年４月、著作権保護の国際条約に加盟、今年に入り、テレビ映像の報道引用以外では、使用料を朝鮮総連に支払うよう求めている。（共同）

ZAKZAK 2004/11/30

http://www.zakzak.co.jp/top/2004_11/t2004113011.html