2004年11月30日(火) 17時02分
知人を脅し、口座作らせる 詐欺容疑で会社員2人を逮捕−−八幡署 /京都(毎日新聞)
◇架空請求業者に譲渡?
八幡署は29日、架空請求業者などに譲渡する目的で他人に金融機関に預金口座を開設させ、預金通帳などをだまし取ったとして、八幡市男山雄徳、会社員、御牧望(21)と大阪府枚方市釈尊寺町、同、梶本浩司(22)両容疑者を詐欺容疑で逮捕した。
調べでは、2人は5〜7月、八幡市内の知人の男性2人を殴るなどして脅し、両市内の銀行や郵便局などで計18の預金・貯金口座を作らせ、他人に譲渡する目的で通帳とキャッシュカードを金融機関からだまし取った疑い。両容疑者が開設させた口座の中には架空請求詐欺の振込み指定先があったといい、宇治市内の女性が約39万円を振り込んだケースもあった。同署は2人が通帳などを業者に譲渡したとみている。
口座には脅された知人らが1〜1000円など少額しか入金せず、関東地方から入金があるなど不審な点があるため金融機関が同署に通報し、捜査していた。また2人はほかの人物にも100以上の口座を作らせたとみられ、同署は架空請求のほか「オレオレ詐欺」との関連もあるとみて追及する。
11月30日朝刊
(毎日新聞) - 11月30日17時2分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041130-00000282-mailo-l26