2004年11月30日(火) 09時05分
携帯アプリ破壊するトロイの木馬に亜種出現(ITmediaニュース)
Symbian OS搭載の携帯電話に感染するトロイの木馬「Skulls」に新たな亜種が出現した。F-Secureのウイルス情報によれば、今回の亜種「Skulls.B」は基本的な機能はSkulls.Aと同じだが、携帯電話をCabir.Bワームに感染させるという。
Skulls.Bに感染すると、システムアプリケーションが置き替えられてメッセージングやWeb閲覧、カメラといったスマートフォン機能が使えなくなる。Skulls.Aではアプリケーションアイコンがドクロマークになっていたのに対し、Skulls.Bは一般的なアイコンを使っているという。
また、Skulls.Bは携帯電話を「Cabir.B」ワームに感染させる機能も持つ。Cabir.BはやはりSymbian OSに感染するワーム「Cabir.A」の亜種。機能はほとんど同じで、違いは携帯電話を再起動した際に表示されるテキストが「Caribe」になっている点のみ。
F-SecureではSkulls.Bをインストールしてしまった場合、携帯電話の再起動はせず、指示に従ってアンインストールするよう呼びかけている。
http://www.itmedia.co.jp/news/ (ITmediaニュース) - 11月30日9時5分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041130-00000011-zdn_n-sci