2004年11月27日(土) 20時00分
知的障害者施設で虐待=木酢液吹き付け、唐辛子食べさせる−福岡法務局立ち入り(時事通信)
福岡県頴田町の社会福祉法人「かいたっくす」(滑石七五三夫理事長)が運営する知的障害者更生施設「カリタスの家」(原田秀樹施設長)で、職員が入所者を虐待していたことが27日、明らかになった。原田施設長が記者会見し明らかにした。福岡法務局も26日、立ち入り調査し、原田施設長らから事情を聴いた。
原田施設長によると、虐待をしていたのは今年9月に退職した30代の男性職員。この職員は消臭剤として使う木酢(もくさく)液を入所者の顔に吹き付けたり、食事の際に唐辛子を食べさせたりしていた。このほか、この職員と一緒に炭焼き指導をしていた50代の男性職員も虐待に関与した疑いがあるという。
(時事通信) - 11月27日20時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041127-00000165-jij-soci