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鮮魚専門店大手の北辰水産(本社・千葉県柏市)が、マグロ解体の実演販売をする際、「インドまぐろ」の一部を「本まぐろ(クロマグロ)」として販売していたことがわかった。農林水産省は26日、JAS法違反(表示基準違反)に当たるとして改善指示を出した。
同省の調べでは、北辰水産は昨年3月ごろまで東京都内などの店舗で、「インドまぐろ」の一部を「本まぐろ」と表示し、切り身として販売した。同省によると、鮮度などによっては2倍の価格差があるという。また昨年6〜7月、都内の店舗で中国産のウナギのかば焼きを国産と表示して販売。別の店舗では今年7月、売れ残ったしらす干しやウナギのかば焼きの期限表示を1日延ばしたという。
同社は「本マグロが入荷しなかった時、解体を依頼した仲卸業者の判断で行った」とし、ウナギについては「品不足の時、現場の判断で売ってしまった」としている。同社は北海道、関東、関西、九州の百貨店や駅ビルなどに52店舗を出店。年商320億円。
(11/26 22:09)