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2004年11月25日(木) 00時00分

中部電の値下げ5・94% 競争力確保へ1月1日実施 東京新聞

 中部電力は25日、家庭や中小規模の工場など規制部門の電気料金を、2005年1月1日から平均5・94%値下げすると発表した。

 家庭用などの「電灯」、業務用の「電力」ともに値下げ率は5・94%。家族4人の標準家庭では5・4%の値下げとなり、年間4236円安くなる。

 05年4月からの電力小売り自由化の範囲拡大に対応し、ほかのエネルギー会社に対抗する価格競争力の確保を狙った。値下げは02年9月の平均6・18%以来。

 今回の値下げ幅は、東京電力が10月に実施した5・21%、05年1月実施の東北電力の4・23%を上回り、川口文夫社長は「他社に対抗できる値下げ幅になった」と評価した。ただライバルとなる東邦ガスや関西電力も、05年4月からの値下げを表明している。

 今回の値下げによる減収は年間799億円となるが、設備運用の効率化や人件費削減により対応するという。

 中部電は05年1月から、原油価格の変動などを反映させる燃料費調整制度に基づく値上げ(10月28日発表)を実施した上で、今回の値下げを実施する形となる。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/detail/20041125/fls_____detail__058.shtml