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学会によって認定基準がまちまちなうえ、規制緩和で広告が認められたため「専門医」を看板に掲げる医師が増えていることを受けて、日本医師会は、日本医学会と協力し「専門医」について一定の認定基準を作るなど是正の検討を始めたと発表した。
専門医は各学会が独自に認定しているが、基準や難易度は実技試験の有無などばらつきがあり、学会会員に対する比率(6月現在)も、耳鼻咽喉科(じびいんこうか)の77.1%から救急科の4%まで格差がある。
一方、02年4月の規制緩和で専門医資格の広告ができるようになり、連絡組織である「日本専門医認定制機構」に未加盟の学会の専門医も急増しているという。
日本医師会は、このままでは専門医の質がそろわず、患者の混乱を招く可能性もあるとして、1年半後をめどに結論をまとめる。
(11/25 17:28)