2004年11月23日(火) 17時34分
異常な手口、不審者追う 女児誘拐殺人から1週間(共同通信)
奈良市の小学1年有山楓ちゃん(7つ)が下校途中に誘拐され、殺害された事件の発生から23日で1週間。奈良西署捜査本部は遺体を傷つけて撮影し、母親に送り付ける異常な手口に注目し、不審者の洗い出しを続けている。また目撃情報や携帯電話の通信記録、遺体に残された毛などから、容疑者の割り出しに全力を挙げているが、手掛かりは限られている。
楓ちゃんは17日午後1時ごろ、小学校から1人で下校し、同1時40分ごろ、自分の携帯で母親と話し「学校の近くにいる」と伝えた。
その直後、通学路で若い男の車に乗せられ、走り去るのを複数の児童が目撃。捜査本部は「有力な情報」とみている。
現場付近は当時、下校中の児童が多かったが、ほかに男に声を掛けられた児童がいたとの情報はない。楓ちゃんはいつも首から携帯を下げていたため、目に留まった可能性が指摘されている。それとも顔見知りなのか。
(共同通信) - 11月23日17時34分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041123-00000073-kyodo-soci