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坂本堤弁護士一家殺害、オウム真理教信者のリンチ殺害の両事件で殺人罪に問われ、1、2審で死刑判決を受けた元教団幹部・岡崎一明被告(44)の上告審で、最高裁第1小法廷(島田仁郎裁判長)は、検察・弁護側双方の主張を聞く口頭弁論を来年2月17日に開くことを決め、関係者に通知した。
最高裁は書面審理が中心だが、2審で死刑判決を受けた被告については弁論を開くのが通例。オウム事件で死刑判決を受け上告中の被告8人のうち、弁論期日が決まったのは初めて。
1、2審判決によると、岡崎被告は、麻原彰晃こと松本智津夫被告(49)(1審死刑、控訴中)から指示され、1989年11月、教団と対立する活動をしていた坂本堤弁護士(当時33歳)一家3人を、首を絞めるなどして殺害。同年2月には、脱会の意思を示していた出家信者の田口修二さん(当時21歳)を、首の骨を折るなどして殺害した。