2004年11月21日(日) 12時15分
「令嬢」を装い現金詐取 耳が不自由と筆談で(共同通信)
宮城県警仙台中央署は21日までに、社長令嬢や役員などに成り済まし現金をだまし取ったとして、詐欺の疑いで住所不定、無職佐々木せつ子容疑者(51)を逮捕した。
調べでは、佐々木容疑者は今年5月と8月、仙台市青葉区の喫茶店経営者の女性(57)ら2人から現金計240万円をだまし取った疑い。
佐々木容疑者は「耳が不自由な有名企業の社長令嬢」と称し、喫茶店に出入りして筆談で会話。この姉を装い「妹がひったくりに遭った。これから妹がお金を借りに行く」と喫茶店に電話をかけて店を訪れ、現金を詐取したという。
同署はほかにも数件計約500万円の余罪があるとみて調べている。
(共同通信) - 11月21日12時15分更新
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