2004年11月20日(土) 17時03分
業界の商慣習と架空取引 部下の指摘に社長反論(共同通信)
大阪市のコンピューター関連会社「メディア・リンクス」が架空取引で売り上げを水増しし粉飾決算したとされる問題で、同社社長新堂吉彦容疑者(48)=証券取引法違反容疑で再逮捕=が、取引の不自然さを社内で指摘されながら「業界の商慣習」と反論し不正を繰り返したことが20日、関係者の話で分かった。
取引に参加したとされる複数のIT関連企業は「通常の取引」と説明、業界特有の取引形態が問題の背景にあったとみられる。大阪地検特捜部は、週明けにも同法違反(有価証券報告書の虚偽記載)容疑で新堂容疑者を再逮捕する方針で、百数十億円に上る巨額粉飾決算の全容解明を進める。
(共同通信) - 11月20日17時3分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041120-00000114-kyodo-soci