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盗難防止システムの実験で、侵入者を検知するためサクランボの木に取り付けられた装置=19日午後、山形県東根市 |
同通信局によると、複数の無線技術を組み合わせ、広範囲に農作物の盗難対策に導入する実験は全国で初めてという。
システムはサクランボ畑への侵入者を検知すると、犬の鳴き声などがスピーカーから鳴り、農家の携帯電話やパソコンに異常を知らせるメールが届く。
携帯などから監視カメラの映像を見ることができ、侵入者が入り込んだ区域を画像などで確認できるようにした。
昨年夏から山形県ではサクランボやコメなどの特産物の大量盗難が相次いだことから、同通信局がシステムの活用を検討。早ければ今年中の実用化を目指しており、レンタルでの導入も検討していく。
実験に参加した同市の農協職員(52)は「コスト面の課題も残るが、このシステムで農作物盗難は確実に減るだろう」と期待している。
(11/19 22:33)