2004年11月19日(金) 17時05分
資格なく弁護士活動、行政書士ら有罪−−地裁判決 ／大阪（毎日新聞）
弁護士資格がないのに報酬を得る目的で法律業務を行ったとして、弁護士法違反の罪に問われた川西市の行政書士、兎沢（とざわ）優（５６）▽調査会社の実質経営者で淀川区の右田孝宣（３０）の両被告に対し、大阪地裁は１８日、懲役１年、執行猶予４年（求刑懲役１年）を言い渡した。小川育央裁判官は「組織的、常習的な犯行で悪質だ」などと述べた。
判決によると、兎沢被告は、右田被告と共謀。ともに弁護士資格がないのに、０３年１２月、別の調査会社とトラブルになった女性から依頼を受け、損害賠償請求の交渉をした。今年１月には、従業員による横領・背任事件のあった会社の依頼で、従業員の家族らに賠償請求の交渉をした。【堀川剛護】
１１月１９日朝刊
（毎日新聞） - 11月19日17時5分更新
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