2004年11月19日(金) 17時05分
出会い系など、ネット使用料の架空請求 県、HPで業者名公開 /島根(毎日新聞)
県は18日から、出会い系サイトやアダルトサイトなどの有料サイト使用料を架空請求している悪質な業者について、その請求書に基づく名前と住所をホームページ(HP)上で公開している。債権回収会社のような名前をかたったり、連絡先としてフリーダイヤルを使うなど手口が巧妙になっていることから、県では注意を呼びかけている。
県消費者センターに2件以上相談があった架空請求のうち、はがきで請求してきた4業者について18日公開。「法務省認可法人関東管財局」や「財団法人全債権管理事務局」など、まぎらわしい名前を使っている。HPでは、業者名をクリックすると、実際に送られてきたはがきが見られる。
今年度に同センターへ寄せられた相談のうち、はがきや携帯電話を使いネット使用料の不当請求を行うケースは10月末までに4546件。昨年度同時期の1992件から倍以上に増えている。県は今月11日から「架空請求はがきに関する情報提供要領」を適用、悪質業者の公開を決めた。HPはhttp://www.pref.shimane.jp/section/kenmin/shohi/topics/kakuu/top.htm【酒造唯】
11月19日朝刊
(毎日新聞) - 11月19日17時5分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041119-00000229-mailo-l32