2004年11月19日(金) 11時57分
「さぬきうどん」虚偽表示、JAや製粉会社など捜索(読売新聞)
JA香川県(高松市)がさぬきうどんの小麦の産地を不当表示していた問題で、県警生活環境課などは19日朝、同JA営農経済事業本部や原料を調達した安田製粉(同県内海町)など数か所を不正競争防止法違反(虚偽表示)容疑で捜索を始めた。
立件に向け関係者から事情を聞き、実態解明を急ぐ。
調べでは、同JAと安田製粉は2002年11月から今年9月まで販売した「手延半生讃岐うどん大地」(一袋231円)に豪州産小麦を80%使いながら、県産小麦100%使用と虚偽表示した疑い。同商品は約20万袋が売れ、売り上げは計4600万円に上る。
JAはこれまでの県の調査に対し、「業者に県産小麦を使うよう指示し、豪州産を使っていたことは知らなかった」と説明。安田製粉の島田廣直会長は読売新聞の取材に「実務から離れているので全く知らない」と話した。
(読売新聞) - 11月19日11時57分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041119-00000303-yom-soci