2004年11月19日(金) 14時37分
ヤフーBB加入者情報流出事件、2被告に有罪判決(読売新聞)
インターネット接続サービス「ヤフーBB」の加入者情報流出事件で、不正アクセス禁止法違反と恐喝未遂ほう助の罪に問われた無職冨安泰生被告(24)と恐喝未遂ほう助罪に問われた無職森琢哉被告(36)の判決が19日、東京地裁であった。
井下田英樹裁判官は「企業の個人情報管理について、社会的不安を引き起こした」と述べ、冨安被告に懲役2年6月、執行猶予5年(求刑・懲役2年6月)、森被告に懲役2年、執行猶予4年(求刑・懲役2年)を言い渡した。
判決によると、冨安被告は昨年6月と今年1月、加入者情報が入ったコンピューターに不正にアクセスして、計約1060万件の情報を入手。森被告とともに、森被告の義父で、ヤフー側から現金を脅し取ろうとした主犯格の右翼団体元幹部・森洋被告(67)(1審・懲役4年で控訴中)に加入者情報を渡した。
(読売新聞) - 11月19日14時37分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041119-00000405-yom-soci