2004年11月18日(木) 12時20分
新たな犯罪対策づくり指示 警察庁が05年の基本方針(共同通信)
警察庁は18日、街頭犯罪と侵入犯罪を未然に防ぐための2005年版基本方針をまとめた。子ども対象の防犯教室やコンビニ店への防犯指導強化などを例示し、全国の警察本部に対し地域の実情に即した総合対策をつくるよう指示した。
おれおれ詐欺、架空請求詐欺など被害が深刻化する身近な知能犯罪への対応では、取り締まり徹底や手口の広報強化を来月初旬にも通達し、総合対策に反映させるようにする。
各警察本部は03年から毎年「街頭犯罪・侵入犯罪の抑止総合対策」を策定し、路上強盗やひったくり、自動車盗などの街頭犯罪、住宅やコンビニ店への侵入窃盗・強盗の防止を図っている。
05年方針では、増加傾向にある街頭での略取・誘拐の防止を重点目標に追加した。
警察庁は「これまでの対策の効果を検証し、新たな取り組みを進める」としている。
(共同通信) - 11月18日12時20分更新
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